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セミリタイアのリスク

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 ●セミリタイアのリスク

セミリタイア倶楽部ーセミリタイアのリスク

セミリタイアのリスクとして考えられることとして、 

一番大きいのは、やはりお金の問題

 

自分がいつ死ぬかわからないので、必要な資金額が算出できないのです。

将来の予測をしっかりしておかないと、子供の教育費や、親の介護等、ライフプランの変化で生活困難になり、

念願のセミリタイアになった後、すぐに働き始めるといったことになりかねません。

 

そうならないように、セミリタイアした時点では、充分貯金をして、将来予測はしっかりした上で、万全な準備をしたとします。

それでも、セミリタイア後の人生は、非常に長期なものとなります。

その間には何が起きるかわかりません。

 

例えば40才でセミリタイアしたとします。

その後の約40年という長い間に、生活環境や、社会保障制度が大きく変わる可能性があります。

貯金を取り崩してセミリタイアを目指す場合は、インフレによりお金の価値が目減りしてしまうかもしれません

 

リスクの2つめ。

 

セミリタイアには、家族の理解が必要です。

セミリタイアをするにあたりその考え方において、夫婦で温度差があるかもしれません。

「亭主元気で○○がいい」というCMもありましたが、奥さんは、現状維持を望むことが多い。

 

とすると、セミリタイアには、大きな節約をするか大きなリスクをとる、もしくはその両方の必要があるため、
家族に負担を強いる可能性があります。

そのため、セミリタイア前には、家族の理解を得る必要があります。

セミリタイアした後になってこんなことではなかったはずなのに、といったことのないようにしたいものです。

 

3つめは、退職後のビジョンが不明確なことにより、セミリタイア生活に耐えられなくなってしまうこと。

することがないことに耐えられない。

本当に自由を望んでいるのか。

自由になってかえって何もすることがなくなってしまった。

 

仕事が生きがいの人には、セミリタイアをすることが、かえって苦痛となることがあるのかもしれません。

 

他のリスクとしては、セミリタイアすることにより社会的信用が失われる可能性があること。

クレジットカードが作れない。

住宅ローンが通らない。

等、無職になることにより、不便に感じることもあるかもしれません。

 

また、世間体が気になる。

大会社の役職付から無職になることに耐えられない。

人間関係が希薄になっていく。

運用の失敗。

等様々なリスクがあります。

 

一度高齢で退職すると再就職は難しくなるので、

セミリタイアをするには、慎重に。

 

セミリタイアの流行がくるときは、産業界がリストラ推進?

個人的な考えなので、全く根拠はないのですが、セミリタイアが流行りだす時は、産業界がリストラに力を入れるサイン?

それは、起業の奨励、セミリタイアの流行で、メリットがあるのは、産業界だから。

 

流行のようにみせかけて、社員自ら会社を辞めてもらうような雰囲気づくりを演出していく可能性はないでしょうか?考えすぎ?

みんながセミリタイアするから、自分も・・・といったことのないように。