サラリーマンがセミリタイアを目指すために必要な「セミリタイア収入」の資産構成(前編)
サラリーマンがセミリタイアを目指すために必要な「セミリタイア収入」の資産構成(後編)
では、
サラリーマンを起点として、
「セミリタイア収入」を
どう築いていくのかを考えてみました。
ここで、一度戻って、
の中で、
『セミリタイア収入』=『セミリタイア生活』
という式について考えてみます。
この「セミリタイアのためのバランスシート」で
「セミリタイア収入」と「セミリタイア生活」がつり合えば、
セミリタイアの生活の実現・継続が可能になります。
その長期化を目指すうちに、指向していくのは、
「セミリタイアの生活の安定継続、充実」
安定継続のためには、「セミリタイア収入」の安定化。
充実するためには、「セミリタイア生活」の充実化。
この「セミリタイア収入」と「セミリタイア生活」のバランスをどうするか
をセミリタイアをしながら考えていくことになります。
このバランスについて
考え方(理想)、時間、お金という3つの切り口からみていきます。
まず、これらの切り口全体のイメージとして、
セミリタイア収入を増やしていきたい局面では、
「セミリタイア収入」>「セミリタイア生活」
セミリタイア生活を充実していきたい局面では、
「セミリタイア収入」≦「セミリタイア生活」
ここで「セミリタイア収入」の内訳についてみてみると
紙の資産、不動産、ビジネス(ここでは賃労働は除く)
が中心になります。
そのため、セミリタイア収入を増やしていく、
「セミリタイア収入」>「セミリタイア生活」
の場合、
「セミリタイア収入」の構成要素の
紙の資産、不動産、ビジネス
に対して、考え方(理想)、時間、お金の面で
注力していくことになるため、
セミリタイア継続へのリスクを高める可能性がでてきます。
収入を増やそうとして逆にリスクが高まる。
次に、セミリタイア生活を充実していきたいのなら、
「セミリタイア収入」≦「セミリタイア生活」
「セミリタイア収入」と「セミリタイア生活」が
つりあう状態が実現できれば、そのあとは
セミリタイア生活を充実し、
「セミリタイア収入」≦「セミリタイア生活」の〝考え方〟にする。
「セミリタイア収入」=「セミリタイア生活」 〝お金〟は維持しつつ
「セミリタイア収入」<「セミリタイア生活」 〝時間〝を増やす
ことを目指す。
「セミリタイア収入」にかける時間が下がることで、
「セミリタイア生活」にかける時間が上がる。
少しづつ「セミリタイア生活」の比重を上げていく。